DLsiteの領収書は「購入明細書」 購入履歴から月ごとにメールで発行、2023年9月以降の購入分だけ
DLsiteには「領収書」という名前の書類はありません。代わりに、購入履歴の「購入明細書」ページで対象の月を指定すると、購入明細書がメールで届きます。DLsiteのヘルプは「提供している購入明細書は領収書の代わりとしてご利用することができます」と案内しています(2026年10月16日確認)。[1]
押さえておきたいのは次の3点です。
1. 月ごとに発行する(購入1件ごとではなく、対象月を指定する)[1] 2. PDFのダウンロードではなく、メールで届く [1] 3. 2023年9月以降の購入分だけ。それより前の購入分は発行されない [1]
経費にしたい人にとって、いちばん困るのは3つ目です。2023年8月以前の購入は、あとから明細書を出せません。筆者のおすすめは、毎月の初めに前の月の明細書を発行して、届いたメールをそのまま保存しておくことです。
購入明細書の出し方
まず購入履歴を開きます。[2]
| 端末 | 購入履歴の開き方 |
|---|---|
| パソコン | トップページ右上の「アカウント」→「マイページ」→「購入履歴」 |
| スマートフォン | ページ左上のメニュー →「購入履歴」 |
「アカウント」や「購入履歴」が出ないときは、ログインしていない状態です。[2]
購入履歴の中にある「購入明細書」ページで、明細書が欲しい月を指定して発行します。明細書はDLsiteに登録しているメールアドレスに届きます。[1] メールが届かないときは、DLsiteからのメールの受信設定(迷惑メールの振り分けなど)を見直してください。
購入履歴の画面では、ほかに「お支払い状況」で今月分の利用金額を、「ギフト券購入履歴」でギフト券で買った作品を確認できます。[2] 月の途中でいくら使ったかを見たいだけなら、明細書を出さなくてもここで足ります。
購入明細書を経費に使うときに見ておくこと
DLsiteのヘルプには、購入者向けに「インボイス制度で必要になる対応はございません」とあります。[3] DLsite側で何かを申請する必要はなく、届いた明細書を保存しておけば大丈夫です。
インボイス制度で仕入税額控除を受けるには、原則として、国税庁が定める記載事項のそろった適格請求書を保存します。記載事項は次の6つです。[5]
1. 交付を受ける事業者(買い手)の氏名または名称 2. 売り手の氏名または名称と登録番号 3. 取引年月日 4. 取引内容(軽減税率の対象品目である旨) 5. 税率ごとに区分した対価の合計額と適用税率 6. 税率ごとに区分した消費税額等
届いた購入明細書で、特に「登録番号(Tから始まる番号)」と「税率ごとの金額」が載っているかを確かめておくと、経理に渡したあとで聞き返されずに済みます。
DLsiteの販売者表示は、店舗名「DLsite」、運営責任者「株式会社エイシス」です。[4] 経理で取引先名を入れるときは、この名前を使います。
1万円未満の購入は「少額特例」で帳簿だけでもよい
同人作品は1本数百円〜数千円のものが多いので、次の特例が効いてきます。[6]
- 対象:基準期間の課税売上高が1億円以下、または特定期間の課税売上高が5,000万円以下の事業者
- 期間:2023年10月1日から2029年9月30日まで
- 内容:税込1万円未満の課税仕入れは、インボイスがなくても、一定の事項を記載した帳簿の保存で仕入税額控除を受けられる
1万円未満かどうかは、商品1本ごとではなく、1回の取引の合計額で判定します。[7] 同じ日にまとめ買いして合計が1万円を超えたら、その取引は特例の対象外です。
筆者の考えでは、特例を使える事業者でも、購入明細書は毎月出して保存しておくほうがいいです。何を何のために買ったのかを後から説明するとき、作品名と日付が一覧になった明細書があるのとないのとでは、手間がまるで違います。
返品・キャンセルはできない
DLsiteの特定商取引法に基づく表示には「商品の性質上、購入後の返品、キャンセルはできません」とあります。購入したviviONポイントの払い戻しもできません。[4]
例外は、ダウンロードやストリーミングで見られなかった場合です。調査しても不具合が直らない、または一般的な不良品と認められる場合は、購入日から10日以内なら支払いを取り消すとされています。[4] 経費にする作品を買うときも、体験版や試聴で中身を確かめてから買うのが確実です。
まとめ
| やりたいこと | やり方 |
|---|---|
| 領収書が欲しい | 購入履歴の「購入明細書」ページで月を指定し、メールで受け取る |
| 2023年8月以前の分が欲しい | 発行されない |
| 今月いくら使ったか見たい | 購入履歴の「お支払い状況」 |
| 経費にする | 明細書で登録番号と税率ごとの金額を確認し、月ごとに保存する |
明細書は月単位でしか出せないので、年末にまとめてやると12か月分の操作になります。毎月1回、前の月の分を出す習慣にしておくのがいちばんの近道です。
DLsiteで作品を探すときは、DLsite 横断ランキングから評価の高い作品を見られます。支払い方法やダウンロード期限など購入前の注意点は、DLsiteで安全に購入するガイドにまとめています。
よくある質問
- Q. DLsiteで領収書は発行できる?
- A. 「領収書」という名前の書類はなく、購入履歴の「購入明細書」ページから対象の月を指定して、購入明細書をメールで発行します。DLsiteのヘルプは「提供している購入明細書は領収書の代わりとしてご利用することができます」と案内しています(2026年10月16日確認)。
- Q. 購入明細書はいつの購入分から出せる?
- A. 2023年9月以降の購入分からです。それより前の購入分は発行されません。
- Q. 購入明細書はどこから出す?
- A. パソコンはトップページ右上の「アカウント」→「マイページ」→「購入履歴」、スマートフォンは左上のメニュー→「購入履歴」を開き、購入履歴内の「購入明細書」ページで対象の月を指定します。明細書はメールで届きます。
- Q. DLsiteの運営会社は?
- A. 特定商取引法に基づく表示では、店舗名「DLsite」、運営責任者は株式会社エイシス(東京都千代田区神田練塀町300 住友不動産秋葉原駅前ビル12階)です(2026年10月16日確認)。
- Q. インボイス制度で、購入者がDLsiteにする手続きはある?
- A. ありません。DLsiteのヘルプに「インボイス制度で必要になる対応はございません」とあります。経費として仕入税額控除を受ける事業者は、受け取った購入明細書を保存しておきます。
- Q. 1万円未満の購入でも明細書の保存は必要?
- A. 基準期間の課税売上高が1億円以下(または特定期間の課税売上高が5,000万円以下)の事業者は、2023年10月1日から2029年9月30日までの税込1万円未満の課税仕入れについて、インボイスがなくても一定の事項を記載した帳簿の保存で仕入税額控除を受けられます(国税庁「少額特例」)。1万円未満かどうかは1回の取引の合計額で判定します。
参照した公開情報
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- [4]
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- [6]
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